時計台カイロプラクティックのスタッフがこれはオススメしたいという本をご紹介します。
第一弾はワクチンについて書かれた本です。現在、乳児期に定期接種を全部うけると年間13回、任意接種のロタウイルスを加えると16回にもなるそうです。生まれたばかりの赤ちゃんにですよ・・・。ちょっと信じられない思いです。免疫システムが不完全な乳児に、劇薬指定のワクチンを16回。こんなにも打って大丈夫なの?との素朴な疑問からこの本を読んでみました。
著者の近藤誠氏は、1996年に著した「患者よ、がんと闘うな!」でそれまでのがん治療のあり方に一石を投じたことでも有名な医師でご存知の方も多いかもしれません。
近藤氏はこの本のあとがきで「ワクチンの毒性に戦慄した」と書かれています。私も驚愕しました。また、『僕がワクチン問題に気づいたのは、八〇年代の後半、医療被害者を支援する弁護士たちと知り合いになってからです。ワクチンによる被害をこうむった子らを知り、その悲惨さに胸が痛みました』とも書かれていて、これまでも「もうワクチンはやめなさい予防接種を打つ前に知っておきたい33の真実」の著者母里啓子さんの本の中で対談もされています。
さて、「ワクチン副作用の恐怖」副題「医師として、これだけは書いておきたい。」では、ワクチンの副作用の詳細だけではなく、私たちにはあまり馴染みのない、子供への接種が推奨されているワクチンの感染症も分かりやすく説明がなされています。
乳幼児における多種の混合ワクチンや、現在副作用として社会問題にもなっているHPV(ヒトパピローマウイルス)ワクチンの問題点についても解説されています。
ある高齢者施設で聞いた話です。3月にインフルエンザの集団感染が起きました。食堂や浴室は閉鎖され食事は弁当という形で各居室に配膳されるという不便な状態が一週間以上続いたそうです。その後分かったことは、インフルエンザに罹患した高齢者のほとんどがワクチンを接種していたということでした。これもインフルエンザには罹ったけれど、軽く済んで良かったとでもお茶を濁すのでしょうか。最もワクチン接種によって症状が軽くなるという証明はいまだされていないようですが・・・。
またこんな例もあります。最近よくテレビコマーシャルなどで「65歳からの肺炎予防」と題して、肺炎球菌ワクチンを接種しましょうと喧伝されています。「肺炎は日本人の死因の第3位」などと完全に恐怖をあおるようなやり方ですが良く考えた方がよさそうです。
数年前から始まったキャンペーンですが、それで肺炎球菌ワクチンを接種された方のお話です。それまで一度も肺炎に罹ったことがない元気な方ですが、ワクチン接種後に肺炎で1週間入院されたそうです。体重が激減し、かなり体力も落ちてしまったと話されていました。
高齢者の肺炎の原因のほとんどは「肺炎球菌」ではなく、介護を受けている高齢者が、食事や飲料などをうまく呑み込めないことで起きる「誤嚥性肺炎」だそうです。ですから肺炎球菌ワクチンで肺炎死亡を減らす効果があるのかという疑問もわいてきます。
子供にも肺炎球菌ワクチンが打たれています。北海道ではある統計があって、ワクチン導入前より肺炎球菌感染症の発症率は、導入後に減ったという報告ですからワクチンは有効であると考えられます。しかし肺炎球菌感染で死亡した子の数は導入前の3人から導入後に8人になったと知ったら皆さんはどのようにワクチン接種をとらえるでしょうか?
ワクチンを接種することによって、その感染症を防御し、または感染しても軽い症状で済み、ワクチンの副作用が無いということならば、意味はあると誰でも考えます。
しかし、感染症を防ぐことができないばかりか、ワクチン接種で健康な人を感染症に罹患させたり、副作用で重篤な状態になったり死亡させたり、亡くならないまでもその後の人生を苦しめるようなことになるならば、個々人が(子供に接種させる場合は親が)その有効性とリスクを天秤にかけて考える必要があるのではないでしょうか。
国や医師がその指標を明確に示してくれない以上私たち個人が情報を収集し自分や家族を守るために決断しなければなりません。
無料で摂取できるとか、医者が勧めているからとか、テレビや新聞で見て良さそうだからとか安易に考えないで、巷で言われている常識を疑って「たとえ実費でも私は受けるだろうか」「本当に必要なのか」と検討しなければならないことをこの本のデータは示してくれています。
ポイントは効果があるかどうかはもちろん、どのような副作用があるのか、そして重篤な副作用、特に死亡例がないのかどうか?ということだと思います。専門家や医師が云う「安全」と私たちの考える「安全」には大きなギャップがあるということも見逃してはならないということが解ります。
また効果があるとしても、接種を受けないで感染した場合に十分に治療できる病気であれば,ワクチン接種を受けないという選択肢もあります。何しろワクチンはすべて「劇薬指定」であることを忘れてはならないでしょう。
情報が錯綜する中でこの本はワクチン接種選択の一助となることを確信しています。特に子供をもちたいという多くの女性に手に取ってもらいたい本です。
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