時計台カイロプラクティックでよくいただく質問を記載いたしました。
参考にしてください。
Q. どんな治療ですか?
治療の流れを説明します。
お手数ですが問診票に病氣やケガなどの経歴、そして現在の症状を記入してください。私からいくつかの質問をさせていただきます。これらの情報から必要な検査が決まります。
検査は整形外科テスト、神経学テスト、触診(静的触診、動的触診)、筋力テスト(神経筋の反射テスト)、下肢長検査などですが治療に必要なものに絞って行います。検査自体もは負担の少ない方法を選択します。
検査結果に基づき年齢、性別、体力、疾患等によって適切な治療法を選択し,刺激の強弱も随時調整します。
治療は、筋肉の調整、関節の調整(主に脊椎矯正)リンパ循環の改善、筋膜調整、経絡調整、氣の補充など必要に応じて行います。すべてを行うということではありありません。
体調不良の回復が第一目的ですので治療は必要最小限の刺激、最短時間で行います。
氣持が良いものであっても余分な刺激は回復を遅らせる原因になります。必要以上に体力が消耗すると症状の悪化を招く恐れがあります。
「最小の刺激で最大の効果」が得られるように心がけています。
Q.治療は痛くはありませんか?
痛みの少ない治療を心がけています。筋肉や経絡のつぼを刺激することで多少の痛みを感じることがあるかもしれません。耐えられないような痛みはなく、手を離せばすぐに消えるものです。
適切な刺激量(時間と強さ)を各人に合わせて行います。手を当てる時の当て方、離す時の離し方も刺激の量ですが加減できます。会話をしていなければ眠ってしまうほど氣持の良い刺激もあります。
脊椎矯正は痛みを伴うものではありません。また、すべての人に適用されるものでもありません。矯正の実際はクリック音(ポキツ)を伴うことが多いのですが「氣持がいい」、「すっきりした」という方も少なくありません。必要のない場所や苦手意識のある場合には行いません。
中には「もっと強く押して下さい。治るなら我慢しますから」という方がおられますが、「治療は痛ければ治る」というものでもありません。
ご紹介下さっている多くの方が「ボキボキしない、痛くないよ」とお勧めいただいていますが脊椎矯正に不安のある方はあらかじめお伝えください。
Q.何回を目安に通えばよいですか?
年齢、症状、体力等々各人で大きな差があり、一概にお答えすることができないというのが基本的なスタンスです。お電話で「1回で治りますか」というご質問をいただくことがあります。1~2回で良くなる方も多いのも事実ですが、診察しても確実なお答えは難しいものです。
以下を目安にしてください。急性の問題では、例えばぎっくり腰のケースでは最初の週に2回、そして1週間後に1回の合計3~4回で終了する場合が平均的です。
慢性の症状については週1回の間隔で行うのが通常です。10回以内で回復できるように考えて治療を行っていますが、長い期間病んでおられた重いケースではそれ以上かかるかもしれません。年単位で取り組む必要性がある方もいます。
いずれにしても2~3回で自分なりの見通しがつくのではないかと思います。
なお、当治療室の目標は痛みなどの症状を解消することだけではありません。そもそも病にかかりにくい心と体を創ることです。希望される方には自然な姿勢や呼吸法を身につけていただき、生命力が上がることを体験していただきます。
Q.時間はどれくらいですか?
初回は問診表作成から終了まで合計1時間です。
初めて来院される方は予約時間の10分ぐらい前にオフィスに入ってください。
2回目以降は問診表の作成がありませんので30~40分ぐらいが目安になります。
予約時間までにお越しください。
なお、予定がずれ込むこともあります。ご協力お願いいたします。
Q.服装は?なにか準備するものはありますか?
お越しいただいた服装のままで行うのが基本ですので動きやすい服装が理想です。
きついジーンズやシワになりやすい服装、特にワンピースは検査等で動きにくいので避けてください。
なおスカートなど動きにくい服装の方にはパンツの着替えの用意があります。
スカート以外の方でも着替えを希望される方はご遠慮なく申し出てください。
他に用意していただくものはありませんが、服用しているクスリや趣向品、身に着けているものなど氣になっているものがあればご持参ください。
Q.骨盤調整はしてもらえますか?
骨盤がゆがむ原因は様々です。
直接的要因としては転倒や出産、不適切な姿勢などが上げられます。骨盤の動きが良くない場合や逆に動きが過剰な場合に骨盤調整を行います。
妊娠前、妊娠中、出産後の骨盤や腰のケアは特に大切です。妊娠を希望される方は調整しておくと万全です。女性の生理、不妊や乳汁分泌、尿漏れ、痔などにも関係があります。また、骨盤が開いていると太りやすくなります。
見かけ上、骨盤にゆがみがある人がいます。骨盤自体の機能に問題はなく、他の部位の原因によって2次的に歪んでいるケースです。このとき調整対象はもちろん骨盤以外の1次的な問題に対してです。1次的な問題が解決されることで骨盤は自動的に正常に機能し始めます。
Q.骨盤のゆがみをとることでやせられますか?
最近テレビ等で、「骨盤のゆがみをとることでやせられる」という特集が目に付きますが、必ずしもダイエット効果があるとは限りません。ただ、骨盤が開いていると太りやすくなります。
骨盤の機能が正常化すると血流が改善し、細胞の代謝機能が高まります。これによって脂肪が燃えやすくなることや骨盤周りの筋肉が活性化して引き締め効果が期待できるでしょう。
しかし、正常な骨盤や、二次的問題で引き起こされて歪んだ骨盤に矯正を加えることは危険であり、あってはいけないことです。
骨盤のゆがみは生理痛などの婦人科問題、股関節や腰痛など様々な問題を引き起こす可能性があります。
信頼できる治療家を探してください。
Q.O脚は矯正してもらえますか?
O脚矯正を目的とした治療は行っておりません。健康を損なっている問題、たとえば股関節痛を解決することにより結果的にO脚が改善されることはしばしばあります。
エステでO脚矯正を受けた後に膝の痛みで来院された女性がいます。骨盤と同じように膝の矯正だけを行うと健康を損なう危険性が高まります。
健康問題がないけれどどうしてもO脚矯正を希望される方は、美容面にだけとらわれず、全身を診る信頼できる治療家を捜してください。
Q.私のケースは診てもらえますか? -Part1オススメ編-
手術を受ける前に是非カイロプラクティックをお試しください。1~2回お受けになれば「手術を受けるべきかどうか?」、自分なりの見通しを立てることができるはずです。
手術を決意されたとしてもカイロプラクティックのケアは無駄にはなりません。体のゆがみを取り除いて手術に望めば回復が早まります。術後のケアを行うことでさらに回復が良くなりますし、後遺症のリスクも低下します。傷口も目立ちにくくなります。
このような例があります。
股関節置換再手術のため入院中の方が相談に見えました。左右の下肢長差が5センチもあります。生活上とても困難があります。医師に再手術の際に揃えてもらいたいと相談したところ難しいとの返答です。
体のゆがみを調整すると下肢長差が2センチとなり、揃える手術ができ満足されています。
カイロプラクティックのケアを受ける勇氣がないという方は、手術を決意される前にせめて他の系列の医師の意見を求めてください。手術を選択された方は自分に納得のいく説明を受けてください。
「入院前日に来院された方」、「2度の手術後に再発し歩行困難で来院された方」、「手術後経過が思わしくなく車椅子を覚悟されていた方」、「10年も前のヘルニアが再発された方」、「手術しか方法はないと言われているが絶対にしたくない方」などが来院されて良い結果が出ています。
回復程度は様々です。完全回復、職場復帰、日常生活に支障がない、など回復度合いには個人差がありますが、満足する結果が得られている人が少なくありません。
最終手段として手術を検討することをお勧めします。
・手首、足首の捻挫や突き指、加齢による指の強張り、痛み(へバーデン結節)、ドアに手や指をはさんだケースなど
カイロプラクティックは背骨だけを対象とする治療術と勘違いされている方もおられるようですが、全身の関節が対象です。
障害がある程度を超えると、靭帯の過緊張が継続して自然治癒は難しくなります。関節の機能障害が残り長期にわたり痛みが継続します。また、この可動性の減少が新たな部位の障害の原因となることがあります。
捻挫や突き指は、処置が早ければ早いほど回復は早まります。また何十年も前に怪我をして、動きが悪くなっている関節の動き、リハビリを行った関節でもより高い回復が見込まれますのであきらめずに受診していただきたいと思います。
・骨折部位がつきにくい、骨は付いたけど重苦しい、動き難い・傷がふさがり難い、背骨の圧迫骨折後に発症した手、足のシビレなど。
・脳卒中後に麻痺が残った方は動作に偏りが生じて強い肩こりや首の痛み、腰痛などを訴える場合があります。
全身の歪みや、血流障害を改善することにより症状が緩和され治癒が促進されます。
体のゆがみを取り除き氣を補充すると血流が改善されて免疫力が高まります。たとえば寒気がある場合は、体が温まり汗が吹き出て回復が早まります。さまざまな症状が軽減し楽になります。
特に腰椎の問題は妊娠、妊娠中、出産、出産後の体調に大きな影響があります。腰痛、肩こり、悪阻などの症状が軽減され安定した生活を送ることが可能です。
・歩いているとスカートが回ってしまう・鏡を見ると骨盤の高さが違う・姿勢を身につけたい方など。
このような方は放置しておくとさまざまなトラブルにつながる可能性があります。予防という視点からカイロプラクティックのケアをお勧めします。
Q.私のケースは診てもらえますか?-Part2専門医の受診をしてください編-
・いつもとは違う激しい頭痛
・ろれつが回らない
・急激な血圧上昇
・不整脈
・乏尿、無尿、血尿
・高熱
・呼吸困難(突然息苦しくなった、徐々に息苦しくなっている)
・左腕や左肩の痛み・シビレに伴う胸痛や吐き気
・小児や高齢者の長引いている風邪
・投薬をうけている方の服用後の不快症状(薬の副作用-主治医に速やかに相談してく ださい)
・外傷(特に頭部外傷、骨折や火傷、打撲による激しい痛み、出血など)、
・皮膚の炎症、腫瘍(できもの)
・感染症(ウィルスや細菌、寄生虫などの微生物の感染によって引き起こされる病気-インフルエンザや海外旅行後に続く下痢や咳などの不調)
など疑える方。
既に専門医の受診をされた方、または通院をされている方、現代医学の治療と並行してカイロプラクティックのケアをお受けになられたいかたなど悩まれている方は、一度来院されるかご相談ください。
詳しくは適応症をごらんください。
Q.食後すぐはいけませんか?
食後、最低30分は空けてください。
検査や治療の際に、うつ伏せや横向きの姿勢で寝ていただくことがあります。満腹状態でこのような姿勢をとってリラックスすることが難しいと思います。
Q.高齢の人や子供は治療可能ですか?
年齢、性別に関係なく安全に治療を受けることができます。
「背骨の圧迫骨折をしてから足にシビレが出てきた。医師には悪くなることはあっても良くなることはないので我慢するしかないと言われている。少しでも良くならないか」とか「大腿骨骨折の後に腰痛が激しくなり、足に痺れが出てきたが治る見込みはあるか」「脳卒中の後遺症で手足にシビレがあるが治るか」というような質問を度々うけます。症状が軽減し、大幅に楽になられるケースも多いので年齢にかかわらず是非カイロプラクティックをお試しください。
Q.場所はどこですか?
住所は札幌市中央区北2条西2丁目31 桂和北2条ビル6階です。