女性でも男性でも細かい作業が好きという方は多いと思います。
そういう私も編み物が大好きで、氣軽にどこでもできるので
色々と手を出した手芸の中でも、続いているのは編み物くらいです。
3年ほど前に、暇さえあれば編み物をしていた時期がありました。
何か作り始めたら、楽しいし、はやく出来上がったものが見たいという氣持ちで
やめられなくなってしまいます。
何か月かそういうことを続けていると、右肩に五十肩のような症状が出てきました。
腕は上がらないし、だるいし、
最もつらかったのはちょっとした思いがけない動作で、
しばらく動けなくなるほどの激痛が襲ってくることでした。
編み物に限らず、手芸などの細かい作業は、下を向いての作業が多いです。
その時の姿勢が悪いと、長時間悪い姿勢をとり続けるのですから、身体が悲鳴をあげることになります。
私の場合、頭を前に折り曲げてさらに左に傾いていたと院長に指摘されました。
首の神経を痛めて、肩や腕に症状が出ました。
腰を曲げて作業していれば腰を痛め、下半身がシビレたり、痛んだりということもあるでしょう。
とにかく、何をするにしても姿勢がとても大切であることを身をもって体験しました。
正しい姿勢で作業をすれば、体は楽で痛みづらいし
動かしやすいので、作業もはかどるでしょう。
そして力を抜くということも大事であることを実感しています。
道具を使うときは、どうしても無駄な力が特に肩に入りがちです。
編み物も編針を握る手や腕にも力が入り、私の腕の痛みはそれも原因の一つだと思います。
時々、手や腕や肩に力が入ってないかチェックしながら、正しい姿勢を身につけることが
上達の近道にもなるはずです。
それから休憩も必要です。
運動も休憩をはさみながら行いますよね。
運動と違って息が切れたりはしませんが、同じ姿勢を続け、
腕以外じっとしていることが、体にはとても負担になります。
ご自分で肩が凝ってきたとか、腰が張ってきたと思う前に、休憩を取るようにしてください。
立ち上がって腕を伸ばしたり、腰や首を反らしたりと意識的に動かしましょう。
私は実際に首を痛めてましたから、カイロプラクティックの施術を数回受けました。
その後は再発したくないということもあってか、
なんとなくやる氣が起きず、編み物は封印していました。
ですが最近、また始めたい氣持ちがふつふつと湧いてきましたので、
ここに大事だと思うことを書き留めます。
趣味は楽しく長く続けたいものです。
そのためには、自分の体と相談しながら、無理をしないということが秘訣ではないでしょうか。
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