【結節性紅斑の一症例】対処療法を見直しませんか?
皮膚にたくさんの斑点ができ、
発熱や関節痛を伴うことがあるされる病気。
組織検査の結果、結節性紅斑と診断され
発熱をクスリで下げてから
関節痛を訴えてお見えになる方がおられました。
何度も繰り返しています。
クスリで熱を下げてから施術をしても
関節の痛みは消えましたが
その場しのぎの対処療法に過ぎませんので
何度も繰り返すことになります。
問診と全身を観察すると
いつも発熱に先立って
副鼻腔に炎症が起きているようでした。
そこで
鼻の周辺に違和感が出始めたら
頭が重いような気がしたら
来院いただくようにアドバイスしました。
脊柱を整え、鼻腔に氣を通すと
それ以来、発症していません。
対症療法ばかりしていると
身体の治ろうとする働きを鈍らせてしまうことになります。
クスリを繰り返し使っていると
そのクスリによって
あらたな病気が引き起こされる
そして新たなクスリが新たな症状を・・・
という負のスパイラルに陥る可能性もあります。
症状さえなくなれば
それでいいのでしょうか?
一刻も症状を早く取って
とにかく楽になりたいという意識では
身体の自然の力を引き出して
より元気な体を取り戻すことはできません。
症状そのものが
治癒反応です。